第4回「持たせてみようかケータイ
〜我が家の場合」
文・笠井行江
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前回は、データ収集の結果からケータイのマイナス面について見てみました。子どもが犠牲者となる犯罪にケータイが絡むケースがあったりして、負の面が問題視されることが多いものの、今や
ケータイは、現代人には必須のアイテムとなりつつあります。子どもに対しても、「持たせない」のではなく、どうつきあうべきかを学ばせることが必要だと思います。そこで、我が家でも、この春小学5年生になる娘に対して今後どうするかを話し合ってみました。今すぐにという必要性を感じているわけではありませんが、娘自身の意識も知っておきたいなぁと思ったのです。まずは、娘にこんな質問をしてみました。
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「自分用のケータ イほしい?」
「うん。絶対とは思わないけど、あったらいいなぁと思う。」
「どうしてそう思うの?」
「・・・」
「じゃあ、ケータイ持ったら、何する?」
「ゲーム!! あとメール」
放課後一緒に遊んでいる友達の中には、ケータイを持っている子も何人かいるとのこと。その子達がゲームしたり、家の人と時々通話している様子です。
その後、親子三人でケータイについて、話をしてみました。それぞれに思いつくことを話してみた結果、その内容には三つのレベルがあることがわかりました。
1、一般常識と してわきまえておくべきこと
電源を切らなければならない場所、マナーモードにすべき場所があることを知っている。周囲の人に迷惑をかけたり、不快な思いをさせるような使い方をしない。というような事柄は、子どもであっても、わきまえなければならない常識。親として、我が子が常識を理解しているかをチェックしておくのは親の役目。ケータイによって、自分の周りの雰囲気を壊さないとか、スマートな使い方をするとかいう「センス」を育てることは、ケータイの使用にかかわらず、日頃のいろいろな場面で身につけさせるものですよね。
2、買うに際しての家族間での約束ごと
使用料金は月額どれくらいが適当かの判断ができ ていること。無駄な使い方はしなし。できるだけ「お得」な使い方を選
択すること(通話するよりできるだけメールを活用するなど)。ゲームをする場合、時間など、自分で程度を決められること。
※我が家では、基本料プラス1,000円(これは父母 とほぼ同額です)までならOKということになりました。
3、使っていく上で、家族で注意していくべきこ と(メンタルな面)
子どものケータイの内容が家族の会話の話題になるような雰囲気を持っていたい。危なそうなメール、不審なメールがきたら、すぐに親に知らせるように約束させるのはもちろんのこと。放任せず、子どものその時々の状態を把握する意味でも、ケータイをオープンな状態にしておきたい。ただ、親であっても、子ども宛てのメールを勝手に見るというのはNG。誰と、どんなメールをやりとりしているのかを、子どもが話してくれるような親子関係を保っていかない
と・・・。ケータイがなくても、こんなことは当然なのだけど、ケータ イがあることによって、親子間にも危機意識というか、いい意味での緊張感が生まれるのではないかという気がします。
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■面白サイト紹介!! 「ねちずん村」
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インターネットの有害性を知り、その危険・有害サイトから子どもを守るために役立つ情報
を提供しようというホームページです。「ねちずん」とは、耳慣れない言葉だと思いますが、「netizen(ネット・シチズン)=良い
ネット市民」になりたいとアンケート結果をはじめ、さまざまな情報を紹介するコーナーや相談コーナー、情報交換コーナーなど盛りだくさ
ん。また、<学習と対策>のコーナーに、ケータイに関するルールやマナーを親子で診断する場があります。我が家流のルールを作る際に、一度参考にしてみてはいかがでしょうか?
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| ■気になる本、ピックアップ!!
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「ケータイ・リテラシー」下田 博次(「ねちずん村」村長)著
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子どもと「ケータイ」の周りで何が起きているかを報告し、IT時代の子育てについて、
大人にできることは何か問いかける。メディアとしての携帯電話の特質 の分析。ケータイで「つながる」子どもたちのコミュニケーションの現状や、ケータイからのネット利用で加害者になってしまう可能性に触れ、「こどもたちがケータイを賢く使う能力を伸ばせるような情報安全教育を教える仕組みをつくろう」と呼びかけている(朝日新聞にて紹介)。
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