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カメラで切り取る、わたしの世界 第5回[今日はてんぷら
エッセイ「メディアとしてのアップデイト型ミュージアム〜一庫公園の取り組み〜」
活動報告 [アエルクラブ]
みて・ある記 11月
みて・ある記 12月
参加者紹介〜数珠つなぎ
第9回[豊村 雅子さん
編集後記
会報目次

 

文・京谷 佐企子さん
(兵庫県立一庫公園 県民参画推進員)

兵庫県立一庫公園(ひとくらこうえん)は兵庫県川西市の北部、大阪との県境にある約50haの里山を有する公園として平成14年にオープンしました。公園のある北摂地域は、古くから国内随一の池田炭の産地として知られ、今なお数名の炭焼き職人さんが煙を絶やすことなく炭焼きを営んでいます。

私は、この公園のオープンに伴って一庫公園ネイチャーセンターに配属され、今日までの2年間、ネイチャーセンターを中核とした公園運営に携わっています。

一庫公園ネイチャーセンターは公園の自然情報を発信する施設として整備されましたが、計画段階から公園利用者主体の情報の発信、蓄積が可能なようにと、工夫がこらされています。「利用者が主体となることで、展示や情報が進化され、共有化することで情報がさらに深化されることを目指す。」というコンセプトを、一庫流に“日々更新されるアップデイト型ミュージアム”と呼んでいます。このコンセプトに基づき、ワークショップ、フレキシブル展示システム、自然情報データベース「ひとくら図鑑」の3つの柱が、アップデイト型ミュージアムの基本システムとして整備されました。




フレキシブル展示システムとは、利用者である皆さまが、公園の自然の中で見つけた不思議な『もの』、気になる『もの』を、そのまま展示できるミュージアムとしての機能をネイチャーセンターに持たせることを可能にするシステムです。これは、コルクボードやアクリルボックスといった展示器材で構成されています。ユニット形式なので、組み合わせが多様で、子どもでも簡単に展示を作ることができます。このシステムによって、『もの』の情報をみんなで共有し、それらの情報の集積が可能となります。

また、自然の『いきもの』の多くは現状を維持できませんので、長期的に保存しようとすれば、写真や文字データで残す必要があります。インターネットを利用すれば、どこからでも公園のデータベースへのアクセスが可能となります。そこで、公園の自然情報データベースをネット上に置くことになりました。これが「ひとくら図鑑」(http://hitokura.jp/)です。

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